* 裕也の家に着き、あたしは鍵でドアを開けた。 「……はぁ」 美容院は楽しかったのに、まさかしょうちゃんと会うなんて……。 ホント、ツイてない……。 でも、しょうちゃん、 あたしのこと心配してくれてたみたいだった。 こんなときに言うのもおかしいけど……ちょっぴり嬉しかった。