ただよってくる酒と煙草のにおい。 ……嗅ぎ慣れてなくて、不快だ。 顔だけうしろを向けると、やっぱり。 見知らぬおじさんが、あたしの肩に頭を乗せてニヤニヤと笑っていた。 「お姉さーん、こんなとこで、なにしてるの?? おじさんお金いっぱい持ってるよぉ。遊ばない?」