中学生の平凡な恋事情



ゆっくり下駄箱へ向かう


2人で


『全然終わらなかったな』


「どっかの誰かさんが不器用だからじゃない??」


『凹むぞ?』


「じょーだん、
 頑張ってたから許す」


『珍しく上から目線じゃん』


「たまにはいいかもね」



………別にこいつとしゃべるのは嫌い
じゃないんだ、多分


だって嫌じゃないもん、今



けど、結構気になるのは……


今2人っきりです