やっぱり、いくら浮気されてフられたとしても、キライになったワケじゃない。


こうやって見ていると、やっぱりかっこいいし。


まだ、完全にふっきれてないな、あたし…。


「渚!店どーする?」


「へ?」


いつの間にか、駿太があたしの所まで来ていた。


「どーするって?」


「聞いてなかったのかよ渚ー。店まわり、一緒がいいよな?」


「うん、一緒がいい!」


「じゃ、頼み込んでくるわ」