**** 「渚?ごめん待った?」 「大丈夫!シュンくん生徒会あるから、仕方ないし!」 笑顔を振り撒くあたしに、シュンくんは一瞬、安堵の笑みを浮かべる。 だって、シュンくんはいつも通りなワケで… 浮気現場を見てあたふたしているのは、あたしだけなんだから。 あんまりいい雰囲気ではないけれど、シュンくんとあたしは歩き出した。 いつもみたいに話して、 笑顔を作って、 やっぱりまだ気を使ってる自分がいて。