シュンくんのやわらかな笑顔と、「メールはありません」の字が、頭をグルグル。 駿太は、どうせサッカーバカだし…。 今、信じるべきなのは……? 「答えを、渚から聞きたい」 シュンくんの右手が、まっすぐあたしに差し出された。