「駿太!先に薬!」


「あー、ゴホッ、ホントだな…」


嫌そうに言った駿太は、布団に潜った。


「こら、飲め!」


「お母さんみたいだなー、オイ」


「薬どこ?」


しぶしぶ、駿太は布団の中から、腕だけを出した。