アニアははっとした。 変身の術が解けかかっているのだ。 アニアはイルに何も言わずに部屋を出て行った。 そして、誰もいない部屋に駆け込み、鏡をのぞいた。 確かに、イルの言う通りに外見が少し変わっていた。 アニアは慌てて魔法を使う。 「メタモル」 アニアはきちんとしたアニアになった。 よかったわ....。 アニアはにっこり微笑んで部屋をあとにした。