エリーラは悲鳴をあげて倒れた。


リョウガは驚いて目を見開いた。




アニアは魔物を一撃で倒した。



これにはソウも驚きの声をあげるしかなかった。



「すげーな。お前、あいつと結婚すれば?」



「いきなり何を言っているんだ…。何をどうすればそのような結論に至るんだ。」



「あっ、じゃあ、やっぱりあの妖精界の少「お前は何が言いたいんだ…。」


「リョウガが言っていたあの妖精界の少女を俺も見たくてな〜(笑)」


「…素直にそう言えばいいものを。」



「なんか言ったか!?」



「見に行きたければ行けばいい。俺はついていかないが。」



「…いや、やめておくよ。その妖精界の少女に殺される。」




ソウはそう言って後ろを振り向くと、目の前にアニアがいた。




そしてソウの首に彼女は剣を突きつける。



「あなた達の言っていた賭けに勝ったわ。これで鍵を渡さなければ、今度はあなた達を倒す。」




ソウはアニアをじっと見つめてから、ニッコリして言った。