ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ーーーーーーーーーーーーーー 私はその日の夜、穂波に電話した。 『もしも~し。穂波~?』 「澪、どうしたの??」 『穂波は明後日の棗の家のパーティーでる??』 「ええ。でるわよ。」 『だよね~。』 穂波の家も金持ちだからね。 「澪も出るんでしょ?足高澪として。」 『な、なんで知ってるの?!』 私だって知ったの今日の昼だよ!! 「小川棗が彼の母親に言ったみたいよ。」 えっ!? それでどうして穂波の耳に??