……いい加減起こすか。もう9時だしな。

『美海、起きろ』

そう言って軽く揺すってみるが起きねぇ。

んー…どうすっかな…。しょうがねぇな。

もう少し強く揺さぶる。

美「ん…」

寝ぼけ眼で俺を見つめた美海。

…起きたか。

美「あ、爽…」

おはよぉ、とふにゃりと笑った。

あ、やべ、かわいい…。

美「んー…あったかー…」

スリスリと寄ってくる美海に、思わず

──チュッ

美「ふぇ?」

額にそっとキスを落とす。