光と闇




美月「あいつ…最悪…‼︎」


美月は、図書室に着いた途端…


崩れるように…


床に座った…。


「大丈夫か?」


美月「…うん…」


大丈夫では、なさそうだな…。


「“あの校長”とは、なんだ…?」


俺は、意を決して言った…。


俺が言った言葉を聞いた途端…


美月は、ビクッとした…。


「…言いたくないなら、言わなくていい」


俺は、無理矢理聞くなんてことはしない。


誰でも…


言いたくないことがあるんだ…。


俺だって…


あいつらに言ってないことがあるしな…