光と闇











「その族の中に…好きなやつがいるのか…?」










美月「…はい…?」


俺…


なんか、変なこと言ったか…?


美月にすごく、睨まれてるんだが…


ある意味、怖いな…。


美月「あんなやつら、嫌いー‼︎」


「へぇー。“俺たち”のこと、嫌いなんだ?」


“俺たち”…?


もしかして…


こいつらか…?


族って言うか…


ホストだな。


完璧、ホストに見える…。


美月「…聞いてたの…?」


「聞こえた」


美月「ふーん」


美月は、俺の袖を引っ張った。


早く、ここから去りたいのか…。


理由は、わからないが…


仕方ないな…。