「てか、自分でやれよ」


校長なんだしな…。


「いや…それが、無理なんだよ…」


「ふーん。で、俺のクラスは?」


「あ、あぁ。ちょっと、待て」


美月兄は、校長室から出て行った。


…………。


俺、どうしたらいいんだ…?


ガチャ


「おー。またせて悪かったなー‼︎こいつが遅かったんだよー」


美月兄は、後ろの人を指差しながら言った。


たぶん、担任だろう…。


「てか、見れない」


「あー。ごめん」


マジかよ…。


てか、この先生大丈夫か…?


俺の担任らしきセンコーは…


ホストみたいだ…。


いや、完璧ホストだろ…。


てか、ここ…


マジでエリート校か…?


ホスト「ふーん。こいつが転校生か…可愛い顔してるな〜」


「セクハラ」


ホスト「なんか、言ったか?」


「あぁ。セクハラって言ったが?」


俺は、わざと挑発した。


「喧嘩するなよ。てか、悠斗は転校生じゃない。仮入学だ」


「ふーん」


このセンコー、キモい。


ジロジロと俺を見るんだよ…。


視線がうぜぇ…。


そろそろ、殴っていいか?((黒笑