今日は、早めに帰ることにした。

美桜が泣きつかれて眠ってしまったからだ。

帰り道、オレは考えていた。


「どうすれば、記憶がもどるかな??」

「頭をもう一度ぶつけてみるとか?」

「あんた、そんな事したらあぶないでしょ?」



答えは見つからないまま家に着いた。