【完】恋のキューピットは山田君!






なんでそんな鈍感なんだよ。



「もっと自分の容姿を自覚しろよ。お前
、綺麗だし、エロいんだよ」

「え、エロ……!?」



ほら、そーやってすぐに赤くなる所とか
。無防備な唇とか。



無邪気な、笑顔とか。──他の男になん
て、見せるなよ。



「教えてやるよ。美姫が、誰のモノなの
か」




つう、と指先で、美姫の首筋をなぞる。



「このカラダが、誰のものなのか」

「んっ……」



くすぐったいのか、身を捩る美姫。



「も、もう夜遅いから……っ、」



そう言って、覆い被さる俺を押し返そう
としてくる美姫。



そんな美姫の言葉を封じるように、キス
をした。



「……俺を妬かせた罰だよ」