それを私が食べるとなったらそれはいわ ゆる、か、間接キ、キスなわけで。 ……って変態か私!! 「わ、私は別に──」 「遠慮すんなよ、ほら!」 「むぐっ……!」 無邪気に笑った先輩に突っ込まれたクレ ープは。 すごくすごく甘くて、すごく……幸せだ と思った。 先輩との距離が縮まったかはわからない 。 だけど。 多分、一生の思い出になる。