胸元にもふんだんにレースがあしらわれ
ていて、なんかもうフリフリのキラキラ
って感じだ。
どうやら腰には白いリボンを巻くらしく
、愛璃の手にはリボンもあった。
「これは不思議の国のアリスの衣装だよ
ー。当日はね、ボーダー柄のハイソック
スも履いてもらうよ!」
不思議の国のアリスか……。
確かに言われてみれば、そんな気がする
。……けど。
「ちょっと胸元、空きすぎじゃない?」
胸元は大きくV字型に開けていて、結構
際どい感じがする。
「だって美姫ちん、王子のくせして巨乳
なんだもん!その巨乳を使わない手はな
い!」
ビシッと私を指差してそう宣言する愛璃
。
「いや、巨乳でも王子でもないし……」
「それで巨乳じゃないなんて、Aカップ
の私への冒涜か!!」


