ピピピピピ ピピピピピ

ピピガシャッ


『……うるせ…』


けたたましい目覚ましの音で目が覚めた


…さっき何かが壊れる音が聞こえたが…、気にしないでおこう



はぁ…、今日から授業が始まるからな


仕方ねぇ、起きるか


そう思いながらベッドから降り、部屋を出た



…悠冴は自分の部屋に帰ったか


昨日はあれから寮に帰り、適当に悠冴と飯を食べて俺はシャワーを浴びて寝たからな


俺が寝たあとに帰ったのか


…まぁ今はどうでもいい、早く支度をして行くか


そう思い、それから顔を洗って髪を適当に整え、制服に着替えた


朝は何も食べないので、コーヒーだけ飲んでから玄関を出た


すると


悠「おっ!朔、おはよー!今から呼びに行こうと思ってたんだよ、ちょうどよかった」


悠冴が隣の部屋から出てきた所だった


『…はよ』


俺は適当に返事を返し、歩き出した


悠「ちょ、ちょっと待てよー!一緒に行こうぜー!!」


そう言いながら走り寄ってきた


…相変わらず暑苦しい奴だな


だが、悪い気がしないのは、そー言いながらこいつには心を開いているからだろう