「だって、俺の好きな人、好きな人いるし。」 そう言うと、瑠奈は申し訳なさそうな顔をして、謝ってきた。 なんか、振られた気分だな。 まぁ、どうせ振られるだろうけどな。 それが怖いから俺はまだ告白もしていない。 ほんと、臆病者だよな。俺は。