翔はそのまま私の手を引いて、ベンチの方に歩いていく。 ベンチに座り亜美に電話してみる。 でも、全然出る気配がない。 「でないよ?なんでだろ?」 「人混みだから、音に気づいてないんじゃない?」 「そっか...。どうしよ?亜美達と会えるかな?」 「うーん?どうだろ?」