帰り。

一人で校舎の外の
グラウンドのところを
歩いていると、
後ろから誰かの
呼ぶ声が聞こえる。



『おーい!』


振り返ると後ろから
亮先輩が走ってきていた。



『なんですか?』

あたしが聞くと、


『一緒に帰りませんか?』

と聞き返された。


『え?』

あたしも
意味がわからず聞き返すと、


『嫌ぢゃないですよね?笑』

と亮先輩。



仕方なく少し離れながら
歩いていると

うちの学年の男子が
渡り廊下の
階段のところに
たまっていた!


そこには直幸もいた。




なんで、こうなるんだろう。