それから数日が過ぎ 新入生テストが始まった。 奏多君のこと考えてたら なんか授業頭に入らへんかったなぁ… アタシはぼーっと肘をついてただ黒板を見つめていた。 自分の力は出しきったつもりやけど いい結果は期待できなさそう。 テスト最終日も終わり 生徒はみんな ほっとした雰囲気になっていた。 帰り道真由と一緒に歩いていたら 奏多君たちのグループと すれ違った。 でも、お互い知らないふりをして そのまま歩き続けた。 すれ違う瞬間 アタシの胸がズキンと傷んだ。