『別れよう』


そう言ったのは私だった。


君のこと、大好きだったはずなのに、一緒にいるのがイヤになってしまったんだ。


嫌いになったってわけじゃないけどイヤになった。


だけど、別れたあとも君は私と寄りを戻したいと言ってくれたね。


でも私には寄りを戻す勇気がなくて断り続けた。



そしてだんだん君も寄りを戻したいとは言ってこなくなり、クラスも2年になってから違っていたから、話すことがなくなっていった。