何度でも

強がって泣かないではいたものの、それから授業や友達との会話には全然集中できなかった。


耳から入ってくる情報をそのまま流してしまっていた。


そんな私を見て美月や他のみんなも私のことを心配してくれた。


申し訳ないことをしてるな、と思ったもののずっとこんな調子になってしまった。


…圭吾の幸せを、私は願わなくちゃいけないんだから…ずっとこの調子でいちゃダメだよね。


---パチンッ…


お昼ご飯を食べてから気合を入れるために自分の頬を叩いた。