みんなで「オーケー」と答えて直ちにスタート。
まず鞍馬山門前にナセルを下ろす。昼間と同じ場所だ。
(ナセル)「心配ないよ、気楽にいこう!」
とさけんでナセルはVサインを出す。
大原三千院まで県道40号線を急ぐ。車はほとんど来ない。
15分で大原に着いた。周りは真っ暗。
オサムはケムンに懐中電灯を渡す。
「ま、とにかく気を付けて」
「・・・」
不安げなケムンに手を振って、
キーツとオサムは古知平にむかう。
10分もかからない。
キーツにも懐中電灯を渡してオサムは百井へ。
激しい山道を走り抜ける。車は1台も通らない。
村を抜けて峠に出る。
この山道はたっぷり20分かかった。
峠で車を降りて天狗岳を真南に望む。
空は曇っていてむしむしする。
かえるの声がすさまじい。
耳を澄ますといろいろな声が聞こえてくる。
夜の山の中は不気味だ。
さあ、ちょうど8時になった。
オサムは天空に右手をかざした。
「ナムストーン、ナムストーン、ナムストーン・・・」
いくら叫んでも何の変化も起きない。
この10分はとても長く感じた。
まず鞍馬山門前にナセルを下ろす。昼間と同じ場所だ。
(ナセル)「心配ないよ、気楽にいこう!」
とさけんでナセルはVサインを出す。
大原三千院まで県道40号線を急ぐ。車はほとんど来ない。
15分で大原に着いた。周りは真っ暗。
オサムはケムンに懐中電灯を渡す。
「ま、とにかく気を付けて」
「・・・」
不安げなケムンに手を振って、
キーツとオサムは古知平にむかう。
10分もかからない。
キーツにも懐中電灯を渡してオサムは百井へ。
激しい山道を走り抜ける。車は1台も通らない。
村を抜けて峠に出る。
この山道はたっぷり20分かかった。
峠で車を降りて天狗岳を真南に望む。
空は曇っていてむしむしする。
かえるの声がすさまじい。
耳を澄ますといろいろな声が聞こえてくる。
夜の山の中は不気味だ。
さあ、ちょうど8時になった。
オサムは天空に右手をかざした。
「ナムストーン、ナムストーン、ナムストーン・・・」
いくら叫んでも何の変化も起きない。
この10分はとても長く感じた。