そしてまた私は寝た。


ピンポーン。


その音で目が覚めた。


優弥くんだ。




私は急いで玄関に向かった。



ガチャ。



「優弥くん・・・」


「鈴ちゃん。具合はどう?」

「うん、だいぶ良くなったよ。あ、中入って?」



「ありがとう。」


優弥くんはゼリーとジュースを持ってきてくれた。


ホントに優しい人。



そんな優弥くんにまた心が引かれてしまう自分が居る。