隣人警報ー甘い囁きにご注意をー


**


別れ際、私の部屋の前で
亮が思い出したようにいう。


「部屋戻ったら、鍵、かけなよ?」


「わかってますよ!それくらい」


子供扱いしないでよね!ほんと





ーがちゃ!



疲れた。


いろんなことがありすぎて。



そのままベットに寝そべる。







なんか、変な感じ。

あのいじわるな瀬名くんが、

図書室のセナくんで、


動物好きの亮だなんて…



久々の再会なのに、どこかよそよそしかった。





ーがばっ!


起き上がった勢いで掛け布団が落ちてしまった。





っていうか

私、亮と…






キスしちゃったんじゃ…



ちょっとまって?

なんのキスなの?どういう意味での?

慰め?再会のキス?それとも友達としてのコミュニケーションの一環⁈




頭の中は回路が繋がらない。






「…聞けないよ。そんなの」