学校について下駄箱を開けるとたくさんの手紙…


どうしてわたしなんかに手紙なんて書くのだろう…?


そんなことを思いながら教室まで歩いた。


ガラッ



教室に入ると

「まほぉー!」
「真帆、おはよっ」
「真帆きいてぇー!」


そんなみんなに、おはようと声をかけてから自分の席につくと、



「今日いつもよりちょっと早えじゃねえか」



そう言ってきたのは、ショウ。

ショウとは、中学から一緒で高校で偶然クラスが一緒になった奇跡人。


「まぁね。今日はこんな気分なの」


わたしがめんどくさそうに返事すると



「今日のところはこのへんまでにしてやるよ」

わたしは意味がわからず、はぁ?意味不明って言おうとしたときに先生がきた。




あーよかった。このまま先生がこなかったら喧嘩になってたかもしれない…