聞けば、洸のベッドの隣にその部屋に続くドアがあるらしい。 さすが私立。 部屋のクオリティの高さに感動していると、まるでレストランのような食堂に着いた。 席に座って料理を頼めば、ウェイトレスのような格好をした女性が運んでくれる。 あたしの通っていた中学にいた食堂のおばさんとは、比べ物にならない。 しかもその料理も星6つレベル。 ここは、天国……!? 部屋に戻ってみると、本当にあった。 二つ目のドア。 開けて驚いたのが、その広さ。 その清潔さ。