「ど……どうしました? 何か用事でも……?」
目をハートにして飛んでいった深谷君を見送り、店の入り口で二人になった。
「……いえ? ただ、近所の高校の文化祭を楽しみに来たんです」
「そう、ですか……」
やけに淡々と言う興絽さん。
深谷君の後を追うので、慌てて席へ案内し、メニューを渡した。
「なかなか突飛なメニューだね……」
「はは……まぁ」
なんか……不自然だ。
「うっわあああああ、アリスー!!!!」
そして深谷君が紺を見つけ、絶叫。
……相変わらず、空気ぶち壊し。
「お久しぶりです、史人君」
……アリス可愛い。

