「えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえっぇぇぇぇぇぇぇぇぇっぇぇぇえぇぇぇっぇっぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
どたん、と尻餅をついて驚くあたしに驚く彼女。
大丈夫、と笑いながら手を差し伸べてくれた。
周りのお嬢様たちからの、何か不審なものを見るような目が突き刺さる。
「ご、ごめん……」
「そっか……高等部では、ルームメイトがいるんだ。
私中等部のとき、一人部屋だったから……。
よろしくね、アズ」
あたしを起こした後も離れない手。
それはいつからか「握手」に変わっていた。