ひみつのルームメイト


ちょ……ちょっと待った洸さん。



それって……。




「あたしに、浴室まで入れと!?」


「あー……お願いします」



じ、冗談じゃない!!!


「む、無理無理ッ!!
 言ったじゃんあたし、遠距離の援護しかできないって!」


「大丈夫、俺別にそういうの気にしないから」


「あたしが気にするっつーの!」


「あ、じゃー俺、女になろっか?
 アズ、お願いできないかなぁ……?」


「駄目駄目駄目ェッ!! カツラと服がないと、絶対誤魔化せないって!」




同い年の男子がお風呂入ってる現場を見ろだなんて、無理。


あたしだって一応女子高生だ!


恥じらいだって、人並みにあるんだよォ!!