「ねぇー洋苺?」

そういいながらあたし抱きつくのは
あたしの大好きな和柚

そんなことに気づいてか気づいてないか
よくわからないけど…

「なぁに?和柚」

返事が、返ってこないと思ったら
あたしの肩から

「スーッスー」

寝息が聞こえてきた

「もぉ」和柚はいつもこんなんだったからなぁ

あたしは和柚を布団に寝かせた