5.さよなら大好きな人 帰りの駅のホームで、優星はすっかり具合が悪そうだった。 「違うんだ。絶叫は僕も…好き…だ…から…w た…ただ、水飲みすぎたw」 優星は、絶叫の後、食事の時、その他もろもろの時、必ずペットボトル1本を消費していた。 どうやら優星はすぐに喉が渇いてしまう体質らしい。 「まぁ、どうってこと無いけどね?」 優星は楽しそうにしているが、ウトウトしていて眠そうだ。