寝る間も惜しんで

僕だけを見つめて


君が見つめるなら

夢の中の僕にさえ

嫉妬してしまう


そのまばたきすら

もどかしい


君の体内を満たす

酸素にだって

君が僕より必要だと言えば

嫉妬してしまう


君の酸素にだって

なってみせるから



その呼吸すら

もどかしい



どうか僕を

嫉妬まみれの

哀れな奴にさせないで


君が僕だけと言えば

「嫉妬」なんて言葉は

この世からなくなるのに