その時ー…!! [親に捨てられたくせに…!!そんなヤツが陽先輩のような人に近づくなっての!!] その言葉があたしの胸に容赦なく突き刺さる。 やっぱり、人間なんて信じられないー…!! あたしは精一杯気にしてないフリをして、教室には行かずにそのまま誰にも見つからないように学校から出た。 学校を出た瞬間、張り詰めていた心が緩んだのか涙が溢れて止まらない。胸が張り裂けそうに苦しくて無意識に、陽先輩の名前を呟いていた。 「…ヒック…陽先輩ー…!!ウッ…怖いよぉ…助けて…苦しいよ…」 .