猫を離せない総長さんの話Ⅰ




明日から来いよ、そう言って帰って行った圭人の後ろ姿にため息をは来ながらも、拒めない自分を不思議に思った。


触れられても嫌じゃなくて、抱きしめられると安心する。


これじゃあ本当になついた猫じゃないか、と思って少し笑ってしまった。


ってか、よんだらこいってどういうことだ?と思ってると、机の上のスマートフォンのバイブレーションが聞こえた。


俺。登録しといたから。
とりあえず明日10時迎えに行く

携帯渡しても、交換もしていないのにいつのまにかちゃっかり雅圭人、と登録してあった。

…本当に明日なのね。
何度目か分からないため息をはきながらわかった、と返事を返した。