猫を離せない総長さんの話Ⅰ



そんなやり取りをしてやっとの思いで落ち着かせてご飯の準備をする。

「ん。」

そう言って出来上がったものを並べると、椅子に座って待っていた圭人はなんとなく嬉しそうだった。

「いただきます」

そう言って食べ始める圭人はやっぱり嬉しそうで。

「圭人、1人暮らし?」

そう聞くとジャガイモを口に入れながらこくりと頷く。

「ごはん、作れるの?」

キッチンに立つ圭人の姿がどうしても想像できなくて思わず聞くと、こんどはご飯を頬張りながらふるふると首を横に振った。

かわいい。

「じゃあなに食べてるんだ?」

「……。」

「圭人?」