猫を離せない総長さんの話Ⅰ



翠side

「何かってに入ってるのよ。」

と言いながらもいちご大福でだいぶ気分をよくした私は追い出すこともせず中に通した。


匂いを嗅がれた時はやばいと思ったけれど、同じ香水を使ってる人なんてたくさんいるだろうしと勝手に自己解決した。


家に入れたことが最大の失敗だと知らずに…。