猫を離せない総長さんの話Ⅰ




「それじゃあね、総長さん、気をつけて。」

「……」

「もうっ。けーと、気をつけて。」

「じゃあな。」

満足げに微笑むとそう言って帰って行った。

…家知られた。
まぁいっか。


後で思えば、圭人に関わってしまったことが、もう私の人生を狂わせていたのかもしれない。