「世話になった。俺、帰るよ。」
しっかり頭を下げて言う圭人。
不良っていってもいろんな人がいるのだなと思った。
「いい。学校いかずに安静にしなさいよ。」
顔色も良さそうだしご飯もたくさん食べた。
流石にタフね、と言って静かに笑った。
「猫、お前学校いく?」
猫って(笑)
「今日は休む。」
疲れたし、うまく切り替える自信ないからね。
「そ。本当世話になった。悪かった。ありがとう。礼は絶対する。」
「いらないわよ。…あんまり無茶したらだめ。たまたま助けられただけよ」
総長さんに言っても無駄だろうけど。
圭人はふっと笑うとあぁっといった。
「学校で、また会える?」
こういうとこが子供っぽいのよ。
「さぁー、たぶん?」
お隣さんよ、と複雑な気持ちを胸にしまった。


