…い。……ぉい。…おい!
朝の目覚ましにしては…ん?
「…んっ。」
朝…朝。
いつもと変わりない…ううん。
男…え?ついに私は寝ちゃったのか?
「はよ。…朝からエロい声出すなよ襲うぞこら。」
「エロッくないぞって、あ。」
そうだ。
「雅圭人!生きてたか!よかった!」
「…おいっ」
なぜかぼーっとした頭でふわりと抱きしめていた。
「頭大丈夫か?」
狼の毛並みのような白金の髪をふわふわと撫でながら覗き込む。
「…あのなぁ。お前さぁ。」
…なんだよその性格の変わりよう、寝ぼけてんのか?
そう言って片手で顔を覆う雅圭人。
それに見とれてほけーっ見つめる私。
そうよ、こんなの私じゃないわ。
だんだんと正気を取り戻す私。


