「あぁ、ありがとう。…お前が作ったのか?」 ゆっくり起き上がりながら受け取ると、スイナはベッドに腰掛けて同じカップとスプーンを持って 「…文句あるのか。」 とそっぽを向きながら言う。 「いいや、嬉しい、ありがとう。」 そう言ってスープを口にする。 「…うまい。」 温かい料理を食べるのは久々で、スープのうまさに自然と声が漏れる。 「…本当?う、うれしい…」 そういって微笑むスイナ。 不覚にも見とれてしまった俺は、ドキドキする胸を抑えるためにスープを流し込んだ。