猫を離せない総長さんの話Ⅰ




圭人side


起こされて目を開けると、目の前に女。

…スイナか。

「起きたな、起こして悪いが、少しでも食べてからねろ。」


ぶっきらぼうな話し方とは別に、申し訳なさそうな顔をして言うスイナ。


かわいいな。


「おい、聞いてるのか?」


なかなか返事をしない俺にしびれを切らしてか怒ったように言うスイナはカップとスプーンを持っていた。