猫を離せない総長さんの話Ⅰ




寝てるのを起こすのは何と無く忍びなかったが…


「おい、少し起きろ。」

声をかけても目を覚まさない。

…ちっ

「おい、雅圭人、起きろ。」

傷にさわらない程度に体を揺らすと、ふっとめをあけた。