猫を離せない総長さんの話Ⅰ



ほおに触れただけで照れて猫みたいに警戒したかと思えば、俺のことをお前呼ばわりして総長だということを忘れてしまうような接し方をする。


まだあって数時間なのに。

すごくあの女のことが気になっている。

そんなことを考えていると、まぶたがだんだん重くなり、俺は眠りについた。


スイナのベッドはとてもいい香りがした。