猫を離せない総長さんの話Ⅰ



「なんで俺のせいなんだよ?」


けが人とは思えないほど余裕の笑みで言う雅圭人。


「お前が喧嘩してるからだろ!…スーパーへ行く途中だったんだ。」

むすっとしながらも、雅圭人の前で素を出している自分に気づく。


「…っとにかく。お前は寝ていろ。私はコンビニに行く。」


そういって逃げるように家を出た。