猫を離せない総長さんの話Ⅰ



「…スイナ、ありがとう」

「…っ。」

手を伸ばし私の頬に触れながら言った。

「なんだ、照れてるのか?」

はぁ!?


「照れてなんかないぞ!!!」

そう叫ぶと


「見た目は綺麗なのに、中身は可愛いな。」


「からかうな雅圭人!私は怒ってるんだからな、お前のせいでうちには食べ物がないの!」


自分の話が飛んだのも意識しながら話をそらした。