猫を離せない総長さんの話Ⅰ



一通り治療を済ませて一息つくと、夜の九時を回っていた。


…困った、うちには食べ物がない。


「なに百面相してんだ。」

笑みをたたえながらいう雅圭人はよく見るとかなり整った顔をしている。

白金の髪がとてもよくにあっている。